教材研究の楽しさ

元教員の小技

こんにちは、こんばんは、おはようございます。
ハルジマです。

早速一日飛ばしてしまいましたが、
気にせずに記事を書いていこうと思います。

今回は、先生方へ向けたお話をば。

『教材研究』について!

とある事情で、久しぶりに模擬授業をしたのですが、
うわ~~~~~~~~~~~~~~~
たのしい!!!!!!!!!!!!!

小学6年生の「速さ」の学習だったのですが、
とっても……とってもたのしくって……
授業をする楽しさを思い出すことができました。

でも、現役のときって、「教材研究」のやり方、
めちゃくちゃ悩んでいました。
初任のときなんて、「教材研究」のやり方を知らなくて、
その日その時間に教科書に「はじめまして~」なんてことも
ままありました(駄目な例)。

みなさんは、自分なりの教材研究のやりかた、確立していますか?

先輩の先生に、「朝4時に起きて教材研究をする」という方もいました……。
わたしは、大体、各教科10分くらいで、前日に確認をしていました。
子どもと同じノートを用意して、子どもと同じノートになるように
板書とメモを用意していました。

しかし、大事なのは、「単元計画」のほうなんですよね。
研究授業等だったら気合を入れて準備するんですが、
そうでない日常的な授業の準備って、ついつい後回しになりがち……。

しかーーし!!!

ちょっとひと手間くわえることで、
後の”日常的な授業”が、ぐぐとラクになるのです。

それは……

単元全体をおおざっぱに見通しておくこと!!!!!

さらっと書きましたが、これがまあ、大変。
でも、後回しにすると、直前に準備することになり、それもまた、大変!!

例えば、1・2年生の算数だと、水のかさにつながる単元があります。
実際のペットボトルや容器を用意した方が、絶対に良い授業になる!!!!!!
こういう<短い時間数だけれど重い単元>は、特に前もって準備しておいたほうが、楽しい授業になります。

教科書通りやっていても、実際の道具(様々な大きさのペットボトル・缶ジュース・容器等)があるかないかで、
子どもの反応も雲泥の差!!!!!
説得力も、雲泥の差です。
ちょっと実物のものを用意しておくだけで、
授業後、子どもたちから、「楽しかった~~」の声とニコニコ笑顔をもらうことができます。

ジュースの空き缶やペットボトル等は、もし早めの準備ができれば、
学年だより・学級だよりを通して各家庭にお願いをしたり、
間に合わなかったら、職員室から拝借したり、
いろいろな方法があると思います!

一番良いのは、毎年行う授業なので、「水のかさセット」として学校にその用具がおいてあることなのですが……。
何故か、毎年、取っておいてもなくなってしまったり、ゴミと化してしまったりするんですよね……つら……。

算数は、いちばん教材研究がしやすい教科だと思います!
国語は、十年以上やっても授業の作り方が身に付きませんでした(教科書についてくるワークシートを利用していました)。
生活科や理科社会は、その地域の特色や、学校によってやり方が違うなあという印象。
何気に、図工・体育の準備も大変ですよね……。
図工や体育、音楽等の技能教科に関しては、
学年の先生と協力するのが一番良いと思います。
相談はもちろん、教材教具も、学年で使いまわすことができるので!

教材教具に力を入れた授業って、子どもたちにも伝わるんですよね。
「わかった!」「できた!」「たのしい!」
そう言ってもらえるのが、わたしも一番うれしいし、やりがいを感じました。

……ということを、模擬授業を通して思い出した次第であります。

せっかく作ったので、「き・は・じ」の素材を置いておきます。


6年生の「速さ」の単元で、使える方はどうぞご自由にご利用くださいませ。
(この、空白がいいですよね! と自画自賛)

どうでもいいですが、今は「きはじ」なんですね。
わたしの頃は、「みはじ」だったのに……。
みちのり、なんて言わないからかな。

教材を自作するのって、楽しいですよね。
何か作ってほしい教材があったら是非リクエストしてくださーい!

では、ここまで目を通してくださって、ありがとうございました!

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